やつしろの見どころ一覧
国名勝「松浜軒(しょうひんけん)」
元禄元年(1688年)八代城主松井直之公が母崇芳院尼のために建てたお茶屋です。
当時この辺りには松が茂り、八代海を見渡せる浜辺であったことから松浜軒と名づけられました。庭園には四季折々の花々が美しく、江戸時代の趣あるたたずまいをよく残した庭園です。
庭内の展示室では、松井家伝来の茶道具や絵画(財団法人松井文庫所蔵)が、季節ごとに内容を替えて展示公開されています。とくに1月下旬から3月にかけて展示される雛人形は江戸時代のもの。また、庭内には、児宮(ちごのみや)や稲荷神社がまつられており、子供の無事な成長や家内安全・商売繁盛にご利益があるそうです。
平成14年(2002)に「旧熊本藩八代城主浜御茶屋(松浜軒)庭園」として国の名勝に指定され、城下町八代の歴史を今に伝えています。
《松浜軒歳時記》
◇4月下旬
・新緑が見事、山藤、河骨、睡蓮など
◇5中旬~6月上旬
・肥後花菖蒲の時期は、とくに見事で県内外からの多くの観光客で賑わいます。
・毎年6月の第一日曜日に開催される「肥後古流」による伝統あるお茶会「菖蒲の茶会」も有名です。
◇毎年11月15日
松浜軒近くの浅井神社の祭礼日で、午後から松浜軒庭内で妙見祭の獅子舞が披露されます。
これも、江戸時代、八代城主の御前で披露していた伝統です。
◇毎年11月23日
妙見祭当日の夕刻、奉納を終えた奴や獅子が松浜軒にて演舞。当主に奉納が終わったことを報告する習わしです。
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くわしくは協会ホームページをごらんください。
https://yatsushiroguide.com/news/walk2024-7-8/
基本情報
住所 | 八代市北の丸町3-15 |
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営業時間 | 午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで) |
定休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)、お盆(8月13日~15日)、年始年末(12月29日~1月3日) |
料金 | 一 般:500円 30人以上の団体1人につき450円
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駐車場 | 市立図書館横が松浜軒駐車場 |
お問い合わせ | 名称:松浜軒
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